レーザー脱毛や、医療脱毛の施術は、毛周期の幾つかあるプロセスの中でも成長期のプロセスにあるムダ毛にしか効果がないため、同じ部位については、毛周期に合わせて、およそ二ヶ月から三ヶ月ぐらいの期間を空けて施術を受ける必要があります。
そうすることによって、前回医療レーザーを照射したときに退行期や、休止期のプロセスにあったムダ毛の毛周期が進み、成長期になることが期待できるので、まんべんなく全ての毛穴に医療レーザーを照射できることになります。
そうすることによって、最低限の施術回数で、ムダ毛が目立たなくなる効果を得ることが期待できるので、経済的な負担も最低限で済むことになります。
脱毛の施術を受ける回数が少なければ、経済的な負担が抑えられるだけでなく、通う回数も少なくて済むので、手間も最低限で済むことになります。
クリニックに通う、およそ二日から三日ぐらい前には、医療レーザーを照射する部位に生えているムダ毛を剃っておく必要がありますので、全身脱毛の施術を受けるとなると、ムダ毛を剃る作業だけでも大変な手間がかかります。
そういった意味でも、クリニックに通う回数は最低限に抑えられていた方が良いので、レーザー脱毛や、医療脱毛は毛周期に合わせた方が良いということになります。

クリニックの照射との比較

レーザー脱毛で使われる脱毛マシンはワンショットで照射できる面積がどうしても小さくなってしまうので、全身脱毛の施術を一度通うだけでは済ませることができないクリニックも中には存在します。
クリニックによっては、一度通うだけで全身に医療レーザーを照射できるところもありますが、月に一度の頻度にクリニックに通い、上半身か、下半身のどちらかだけに医療レーザーを照射してもらうというクリニックもあります。
一度通うだけで全身に医療レーザーを照射できるクリニックは、通う回数を最低限にすることができるというメリットがありますが、一回あたりにかかる時間が長く、前もってムダ毛を剃っておく必要がある部位が多いというデメリットもあります。
一度通ったときに、上半身か、下半身のどちらかだけに医療レーザーを照射してもらうクリニックの場合は、一回あたりにかかる時間が短くて済み、前もってムダ毛を剃っておく部位も半分で済むというメリットがありますが、通う回数が倍になるというデメリットもあります。
このように、レーザー脱毛の全身脱毛の施術に一度通うときに、医療レーザーを照射する範囲によって、それぞれに、メリットとデメリットがあるので、自分にあっている方法を選ぶ必要があります。