日焼けは、脱毛中には避けたいものです。そのため、日焼け止めを使用して日焼け対策を行っている人もたくさんいます。
しかし、レーザー脱毛を行うときに、日焼け止めを塗ったままにしておくのはやめたほうが良いでしょう。
レーザー脱毛は、皮膚の上からレーザーの光を当てて、皮膚の中にある黒い色素に反応させることで、毛根を破壊していくことが出来ます。日焼け止めの塗ってある肌は、毛穴に日焼け止めが詰まってしまって、毛根が見えにくくなってしまっているケースが多くあります。

通院の際に日焼け止めを塗ってきた場合には、クリニックで施術前に拭き取りなどを行ってもらうことが出来ますが、ウォータープルーフのタイプの日焼け止めの場合、拭き取りを行っただけでは日焼け止めを取り除くことが出来ません。毛穴に日焼け止めが入った状態で、お手入れを行っても、きちんとレーザーの光が毛根に届かなかったり色素を認識することが出来ないので、正しい効果が得られなくなってしまいます。

クリニックへ行くまでの間に日焼け止めを使用したい場合には、クリームタイプやウォータープルーフタイプは避けて使用しましょう。

医療脱毛中に肌が日焼けしていると施術を断られてしまう？

医療脱毛を行っている間は、日焼けにはとても注意しなくてはなりません。日焼けは、紫外線によってメラニン色素が発生して、肌の色が黒くなっていきます。
また、黒くなる前の肌は、やけどのような炎症を起こした状態になっています。
メラニン色素が増えてしまうと、レーザーの光が反応してしまい、肝心な毛根にまで光が届かなくなってしまい、効果が減退してしまいます。

また、皮膚の炎症が起きている状態では、レーザーの光が非常に負担が大きいので、肌トラブルになる可能性が高くなってしまいます。そのため、医療脱毛中に肌が日焼けしていると、正しい効果が出ないことや、肌への負担が大きくなってしまうということから、施術を断られることが多いものです。クリニックによっては、美肌効果のある日焼け止めの紹介をしてくれたり、レンタルやサンプルなどを提供してくれる場合もあります。

日焼けは、レーザー脱毛だけでなくエステサロンなどで行っているフラッシュ脱毛も断られてしまうことが多いです。
お手入れが出来ないだけでなく、日焼けはシミやしわの原因にもなります。普段から日焼け防止を心がけてケアをすることが大切です。